去年の11月に神戸マラソンに参加した。だけど残念ながら完走することはできなかった。夏に患った足底筋膜炎が10月に敢行した20キロ走でぶり返して、本番1ヶ月前はほとんど走ることができなかった。明らかに練習不足で挑んだ初マラソンはちゃんと練習通りの成果が出で、25キロでタイムアップになった。練習は嘘をつかないは本当だった。
あまりに残念だったので神戸が終わってから大阪マラソンに応募した。大阪マラソンまでの3ヶ月の間で完走は見込める程度には練習を積んできたつもりだったけど、本番直前でインフルになった。無念。(大会参加費が…)
仕事と育児と怪我の合間をぬいながらコツコツ1年間走ってきて、やっぱりフルマラソンを走ってみたくて、熱と寒気で布団にくるまりながら、大会に出れないなら自主的にマラソンをやろうと決めた。
コースは京都の西京極運動公園をスタートして、そこからすぐに桂川に出て、淀川に合流して大阪(正確には淀川河川公園赤川地区)を目指す。
ロードは20キロまでは練習で走ったことはあったけど、それ以上の距離は走ったことがなくて、未知の領域だった。練習の通り20キロまではそこそこ順調に走ることができた。やはり練習は嘘をつかない。
だけどそこからが厳しくて、30キロになる頃には走るより歩く時間のほうが長くなっていた。走っては歩いてを繰り返してなんとか進んだけど、走るたびに前もも(特に右脚)が痛くて、ところどこで攣っては伸ばしてを繰り返した。
一緒に走ってくれた友人が持っていたエアーサロンパスを何度も振りかけてもらい、痛み止めを分けてもらい(マジでありがとう)、何度か悲鳴と弱音を吐きながら進んだ。ラスト1キロでは両足が攣って動けなくて土手に倒れ込んだ(この時はマジで痛かった)。そしてゾンビのようになりながら、なんとかゴール。
タイムは5時間49分。
全然早くないんだけど、でも完走はできた。マラソン大会のようなお祭り感はないけど、自分で決めたコースと距離を走り切って(いや、だいぶ歩いたけど)かなり満足だった。
来年は正規のマラソン大会で歩くことなくゴールしたい。この筋肉痛がなくなったらまた走ろうと思う。楽しかった。