去年くらいから大阪と京都に住む友人とよくサウナに行くようになった。大阪だと梅田にあるNEW JAPAN UMEDAや大東洋に、京都だとルーマプラザなど。そこで先週はまだ行ったことがないところへ行こうってことで、鶴橋にある延羽の湯鶴橋店に行ってきた。
この温泉(スーパー銭湯?)は内湯は風呂の湯気がすごいんだけど、風呂の前に大きな窓があってそこから外の空気と光が差し込んでいて幻想的で癒された。座湯もあり、そこで座ってぼーっとしているだけで気持ちよかった。さらに外に出ると数種類の露天風呂と寝転べる休憩所がある。露天がけっこう広くて空が見えるのは嬉しい。外気浴のための椅子も用意されている。サウナはドライサウナとミストサウナ(塩サウナ)がある。ドライサウナにはロウリュウサービスもある。ただ自分たちが入った回のロウリュウは熱過ぎたのか、ロウリュウが終わった瞬間に最上段にいたおじさん達が凄い勢いで出て行った。自分は最下段にいたためそこまで暑くなかったが、最上段にいた友人に後から話を聞いたら、めちゃくちゃ熱くて肌が痛かったと言ってたから相当だったんだろうと思う。お昼に入ったからか、お風呂やサウナはそこまで混んでおらず快適だった。
延羽の湯鶴橋店は別料金で岩盤浴も体験することができる。せっかくなので入ってきた。岩盤浴は3Fにあって(風呂は2F)風呂から上がって、岩盤浴用の服に着替えて入場する。入ると風呂にいた客層とはガラッと変わって若い人が多かった(風呂はおじさんが多い)。見た感じ学生っぽい人が多く、なおかつ女性もいるので雰囲気がだいぶ違った。岩盤浴の種類は5つあり、それぞれ別の部屋になっている。部屋は人一人が横になって寝れる穴(カプセルホテルっぽい空間)が複数あるのと、雑魚寝できるスペースがある(穴がない部屋もある)。どの部屋もけっこう混んでいて、空いている場所を探すのが大変だった。岩盤浴自体は初体験ではないけど、こんなに人が多い岩盤浴は初めてだった。常連っぽい人たちも「今日は人が多い」と言っていたので、特別人が多かったのかもしれない。なんとか無人の穴を見つけて横になれた。するとそこかしこから、こそこそと話す声が聞こえてくる。話してる人たちを見るとすごくリラックスしていて、まるで家にいるようにくつろいでいる。岩盤浴だしリラックスするのは、それはそうなんだけど、なんだかパブリックな場とプライベートな場が溶け合っているようで、まるでインスタレーションアートのような雰囲気があった。なんか特殊な空間な気がして、良い体験だった。
風呂から出た後は駅前にある串焼き屋で飲んだ。この串焼き屋が安くてうまくて最高だった。鶴橋、日本じゃない感じがあって京都から1時間そこそこで行ける異国って感じでかなり満足度が高かった。また行きたい。