もう1ヶ月も経ってしまったけど、簡単に振り返っておく。
今回はコンペとはどんなものかを体験してみようということで友人二人とDivision FUN*1に参加した。 コンペ自体の結果は散々だったけど、目的であるコンペンの雰囲気や振る舞いなどはなんとなくわかったし、何より楽しめたので良い体験だった。
Div FUNのスタートが午後からだったので、家でぼーっとしてたらいい時間になってしまって、結局受付修了ギリギリに会場に到着。 地下鉄なんばからGRなんばまでダッシュしてなんとか間に合った。めっちゃ焦った。
会場に着いたらすぐにシューズを履いてオブザベーションすることなく、いきなり課題の列に並んぶことに。去年の様子をYouTubeで見てたらから、なんとなくわかっていたけど会場はけっこうな人人人!!!しかもみんな強そうに見える。いや実際に自分より強い人しかいないだろって感じで雰囲気にのまれる。
何がなにやら良くわからない内に始まったから、一緒に参加した友達の後に着いてとりあえず列に並ぶが、全くオブザベできてない。自分の番が近づいてくると緊張で手汗が吹き出す。いつも以上にチョークを付けてスタート。初めは順調だと思ったけど、5手目のスローパーではがされる。そんなに持てないホールドでもなかったし、そこで落ちるイメージもなかった。友達は二人共一撃で落としていた。苦いスタートになった。もう一度最後列に並ぶ。周りの人はだいたい一撃で落としていく。普段のジムなら同じ課題に取りつくことはないであろう実力者達が今日は同じ課題に挑戦している。みんな上手い。ムーブが滑らかで危なげがない。そういう人を見ていると自分もいけるんじゃないかと錯覚に陥るとともに、失敗したという事実がどんどん焦りに変わる。焦っても仕方ないことはわかってるんだけど、やっぱり焦る。列に並んでる間にちゃんとオブザベーションしてもう一度スタート。
結局この課題は次で落とすことができた。そこでやっと落ち着いたのか、現実を受け入れて、まぁダメ元で来てるんだし楽しく登ればそれでいいだろ、と切り替えることができた。それからは焦ることもなく、友人や他の参加者と話しながら課題に取り組むことができた。30分くらい経った辺りからすごく楽しくなってきて、気づいたらもう終わりの時間。あっという間だった。
もっと強くなって来年も参加したい。
今回の反省点
- 時間ギリギリに行くのは良くない
- どれが落とせそうな課題なのかしっかりと見極めることができなかった
- 課題は全部で10あって、そのうち半分が5級くらいで残りは4級くらいの感覚だった(個人的な感覚だからあってるかはわからない)
- コンペ参加時のグレードは5級だったので、4級であろう5つの課題は落とせそうにない
- しかし残りの5つは落とせたであろう課題ということになる
- だけど実際には5つの完登はできなかった
- 周囲の雰囲気にのまれすぎ
- 強い人は強いんだから、そこでの焦りは禁物
- 冷静に登ろう
来年に向けて活かせそうなこと
- 時間に余裕をもっても行動する
- そうすると心にも余裕がでるはず
- 自分の参加するカテゴリー前に課題が見れるから、そこで十分にオブザベーションをすることできる
- 自分が落とせそうな課題の見極めやムーブの解読、どの課題から始めるか等はそこで考えられる
- また参加者がそこそこいて1つの課題に10人程度並んでいたから一撃できそうにない課題は後にまわすなどの時間配分も念頭に置いておく
*1:Division FUN(大会を初めて経験するキッズカテゴリー以外のビギナーレベルの男性・女性で過去にONEbouldering 加盟大会に参加したことがない方。グレードの目安:4級以下の方)